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食神の男
おそらく、カザノバ、世之介、光源氏などはこの星を持っていたであろう。
この星の男に「ハードボイルド」「残酷」「非情」「シビアー」というタッチはないのである。
「ソフトタッチ」「穏和」「心地よい」「快楽」こそ食神の取り柄なのだ。
別名「本能の星」とも言われる「食神」を持つ男との別れには、意外に悲壮感がない。
また二人でいる時には「深刻さ」や「重さ」もない。
一緒の時は「楽しい充実感、居心地のよさ」だけしかない。女はハードもソフトも場面によっては好きであるが、本性としては「安堵、安心、安全」そして「楽しい雰囲気」を選ぶものだ。
この食神は、本能そのものである
食欲、性欲が強く、しかもそれは楽しいものでなければならない。
おいしそうなものを食べてみたくなり、それを十分納得するまで味わい、大きな満足感を得たいのだ。
だからこの食神男は、食事時間が長い。
食事は文化なのだ。
仲間達と楽しげに語らいながら、酒を酌み交わし、楽しい雰囲気の中でおいしい料理を食する。
このスタイルこそが食神男にとっての食事なのだ。
女とのつきあいも同じで、自分が興味を惹いた女性に対しては、「この人を食べたい」と思うのだ。
じっくり味わって、思い残すことなく、楽しく、快楽を貪るのだ。
そして同じ料理を毎日食べるのは苦手で、当然別なおいしい女性を食べたくなる。
だからそこには深刻でハードなにおいはない。
大体、食神はリスクに弱い。
だからリスクのないところに居ようとする。
つまり安全主義なのだ。
この食神男はリスクのない形、つまり心配ない形、タッチで女性と接するし、接している時は熱烈であるし、また余計な神経を消耗しない形、ああ楽しかった、といって離れていくので、女性は別れがあってもウットリした感覚が強く残り、別れのつらさはさほどでもない。
女性は、「食神男」のもつ子供のような無邪気さ、純粋さ、可愛いらしさ、に母性愛をつい発揮してしまい、「おいた」をしてもそれを受け入れ、許してしまうのである。
一方、平和主義の食神男は、「ああおいしかった、楽しかった、ありがとう、ごちそうさま」、と言って帰っていくのだ。
そして、別の日には新しいごちそうを探し、貪るのである。
うらやましいや、憎めない奴だもんな。